さんばんのりば

鉄道を中心とした写真を貼っ付けるブログ

新北陸色 立山連峰との別れ

2022-05-04

北陸新幹線金沢延伸に伴う北陸本線第三セクター化後もあいの風とやま鉄道に数編成が引き継がれた413系521系の増備で数を減らす中で特に注目されていたのが新北陸色を纏っていたAM02編成であった。2年前に夕方運用を狙いに行くも車両差し替えで逃し、リベンジを練っていたところに今年3月のダイヤ改正で定期運用を離脱の報。だがチャンスはまだ残っていた。それこそが5月運転を発表されたAM02編成ラストランだ。聞くところによると、2編成連結の6両編成で午後に魚津~富山~高岡を運行とのことだった。父親との予定調整の上で向かうことにした。

午後に富山以北を運行となればやはり狙っておきたい立山連峰バック。特に高岡行きは水橋の神社裏が有名撮影地として挙げられる。となると、魚津行きの1本目は撮影後に神社裏へ容易く向かえるような場所が望ましいため、魚津水族館近くの立山サイドバックを選んだ。

当日は5月ながらも奇跡の快晴であり、気温が高めではあったが立山連峰も霞まずによく見える天気であった。時間に余裕がある午前中に富山地鉄を回り、魚津水族館の見学ついでに現地のアングルを確認。思いがけない遭遇となったはじめ家を啜り、蜃気楼を見物するとすでに時刻は通過1時間前。現地に向かうと一列に並ぶ三脚の姿が。なるべく早く追っかけができる場所に車を駐車しセッティング。続々と同業者が増える中、近くの早月川に特別停車する際の警笛が聞こえたタイミングで構える。

魚津水族館近く立山バック

かつての北陸本線のような新北陸色と北陸地域色の組み合わせ。やはり狙う位置は連結箇所だろう。縦位置ポジは取られていたために横位置で狙った。

撮影後、車に機材を即座に積み込み急いで神社裏へ。事前情報では150Bほどという大盛況だったために駐車もできるか怪しい状況なのではと不安に思っていたが、現地に着くとベスポジは見事な雛壇であったが横位置は十分に空いていた。より障害物が少なめな前の農道位置にポジションを構え、通過を待つことに。

水橋の神社裏

通過後には拍手が起こるほどの好条件で通過。北陸本線時代はもちろん、今まで見ることができないであろうと思われた神社裏順光を最後に写真に収めることができて感激である。

Uターンラッシュでの大渋滞に備えこの時点で撤収。木曽まで下り。貨物の運休を確認すると翌日早めに帰路へ着くこととなった。

おわり。

 

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